フリーターが悲惨な末路に至る6ステップ!体験談、抜け出す方法も紹介

フリーターの悲惨な末路までの6つのステップ【仕事編】

まずはフリーターとして年齢を重ねると、仕事にどのような変化が出てくるのかまとめました。

執筆者情報
株式会社スタルジーの代表の飯塚です。私は、厚生労働省指定実施機関から職業紹介責任者に選任された転職のプロフェッショナルです。また、前職は東証一部上場の人材紹介会社に勤めておりましたので、現在の転職市場もよく理解しております。今までに得た知識と経歴を活かして、この記事を執筆しております。

フリーターの悲惨な末路までの6つのステップ【仕事編】

一生給与が増えない現実に直面する

20代前後でフリーターになった際には、同世代と収入の差はほとんどありません。

むしろシフトを詰め込んだりアルバイトを掛け持ちしていたりすると、大学に通っている友人や就職したばかり同世代よりも収入が多いことすらあります。

しかし、フリーターは給与が増えない(なかなか昇給しない)という厳しい現実に直面することになるのは、20代後半になってからです。

アルバイトに昇給があるといっても、その額は時給で10〜50円程度です。正社員であれば、年収数十万円単位で昇給があります。

この差が積み重なると、生涯年収に換算して1億円以上の差になってしまうのです。

年下の正社員に使われるようになる

フリーターの方が、「惨めな気持ちになる」「気まずさを感じる」理由としてよく挙がるのが、年下の正社員の存在です。

正社員の方が、立場が上なのはもちろん、報酬もアッという間に抜かされてしまいます。

何より現場の経験がほとんどない年下の方に指示される、言いたいことも言えないといった状況が辛いと感じる方は多いです。

アルバイトが体力的にきつくなる

30歳に差し掛かると、できるだけ長く働いてできるだけ稼ぐという働き方を続けることの難しさに直面します。

  • これまでと同じシフトで働けない
  • 前日の疲れがなかなか抜けない
  • 体力的に楽なアルバイトに変えたいけれど採用されづらくなっている

この仕事をいつまで続けられるのだろうという疑問が湧いてきて、将来を考え始めます。

正社員での就職が困難になっていることに気づく

30代になるとフリーターは急に就職が難しくなります。

企業が採用したいのは、未経験だけど教育すれば成長する見込みがある20代の求職者と、スキルや経験があり即戦力として活躍が見込める30代以降の求職者だけです。

30代のフリーターはこのどちらにも当てはまらないので、企業にとって採用するメリットがないのです。

仮に就職できたとして、働き始めてからブラック企業と分かって、退職してフリーターに逆戻りというパターンもあります。

使えない年寄り扱いされる

年を重ねたフリーターはアルバイトを転々とするようになります。

理由の1つ目は、昔から働いていた職場にどんどん若い人が入ってくるから。年齢が離れていると仲間はずれにされやすくなったり、使えない年寄り扱いされたりすることが増えてきます。

理由の2つ目が、アルバイトを変えても良い条件の職場が見つからないから。アルバイトも若い人の方が採用されやすいことは変わりません。

年を重ねると業務内容が大変なアルバイトしか採用されない、大変だから続かない、選択肢がどんどん狭まっていく、といった悪循環が生まれます。

年金が少なくて定年を過ぎてもアルバイト

正社員が払う厚生年金に比べてアルバイトの方が払う国民年金は、受給額が月約6.5万円ほど少なく設定されています。

またフリーターの方の場合、生活が苦しく年金を払っていない方もいらっしゃいます。

年金が少ないまたは年金がないから、60代になってもキツいアルバイトをするしかないという末路に行き着いてしまうのです。

フリーターの悲惨な末路までの6つのステップ【プライベート編】

「ある程度の収入があればいいや」と思っている方も、年齢を重ねるとそうは言ってられないことに気づきます。

フリーターとして年齢を重ねるとプライベートにどのような変化が出てくるのかまとめました。

フリーターの悲惨な末路までの6つのステップ【プライベート編】

社会生活を送るのに支障があることに気づく

フリーターだと収入が少なくてプライベートを充実させづらいことはもちろん、社会的信用がないことで様々な面で支障があります。

また、収入が不安定であると見なされて、スムーズに家を借りることもできません。

30代近くになり友人が結婚していく

30代近くなると結婚する同世代が増えてきて、結婚を意識するようになります。

もちろん結婚することが幸せとは限りません。

しかし、若い時に結婚を考えていなかった方でも、30代になると「やっぱり結婚したい」という気持ちになる方は多いものです。

両親がいなくなって年老いた時の「自分の近くにいてくれる人が誰もいない孤独」を想像して慌てて婚活を始めるのです。

「フリーターなんだ」と引かれることが増える

30代前後でフリーターの方が婚活を始めたとしましょう。

痛感することになるのが「その年でフリーターなんだ」という周りの目線です。

男女限らず、目標もなくフリーターをしている方には誰も良い印象を持ってくれません。

結婚しても貧困のリスクを抱え続ける

女性の場合は「経済力のある男性と結婚すれば大丈夫でしょ」と考えがちかもしれません。

しかし、現在は夫婦の3組に1組が離婚する時代です。

社会人経験のない方が離婚してしまうと厳しい現実が待っています。フリーター経験しかない方が復職しようにもアルバイトやパートの仕事しか見つかりません。

実際に、母子家庭の貧困率は5割を超えています。経済力がないと判断されれば、夫に親権が渡ってしまうケースもあります。

親に頼るしかなくなる

高齢になりアルバイトにすら採用されなくなると、親に養ってもらうしかありません。

全国に61万人いる中高年ひきこもりのうち、ひきこもりになった理由の第1位が「退職した」なのです。

社会との接点がなくなると「社会に見捨てられた」という感覚が強くなり、思考が硬直化し社会からますます孤立していきます。

生活保護を受けて孤独に生活する

頼れる親が亡くなってしまえば、残された選択肢は生活保護の受給だけです。

趣味や美味しいご飯にお金を使う余裕もなく、誰もいない部屋で細々と暮らし、年月が経過していくのを待つ。そんな生活がフリーターの末路と言えるでしょう。

ここまでフリーターの末路を解説してきましたが、それでも「フリーターをしているのは自分の責任。何が悪いの?」と思っている方は以下の記事も読んでみてください。

フリーターの何が悪いの?あなたは、要注意のタイプではありませんか?

末路に行き着いたフリーターの体験談まとめ

フリーターとして長く生活したことにより苦労している方の体験談をご紹介します。

20代男性

大学を中退してフリーターになり、もともと働いていた牛丼屋と新しく始めたイベント会社のバイトを掛け持ちすることになりました。当時は、友人と比較しても私の方が収入があったので奢ることもあったくらいなのですが、その関係が逆転したのはアラサーになってからです。飲み会に行くと、正社員の収入やボーナスがなんとなく分かります。あの車を買った、〇〇に旅行したという話をしているので。フリーターと正社員の違いで、いつの間にかこんなに差がついたんだ暗い気持ちになります。

30代男性

この年齢になると、アルバイト先にくる正社員が年下のことが増えてきます。最初は年下に敬語は使いたくないな、グダグダ指示か文句か分からないことを言われて嫌だなと思っていました。ただ、次第に年下だろうが、正社員である限りその人の方が上司であり、私が部下という立場なんだということを理解するようになりました。社会における自分の立場が低いことを思い知らされるようになって就職活動を本格的にするようになりました。

30代女性

居酒屋チェーンで働いていますが、年齢を重ねるにつれて、体力が落ちたこと、頭の回転が悪くなったこと、仕事のスピードを落ちたことを実感しています。仕事を変えるべきだろうなと思っているのですが、接客の経験しかないため接客の仕事しか受かる見込みがなく、どうすればよいのか分かりません。

40代男性

気づけば今のアルバイト先では最年長者で、最も年が近い人でも一回りほど年齢が違います。先日、同僚が私のことを「仕事が遅い」「昔からいるからって偉そう」「使えないじじい」と話しているのを聞いてしまいました。なんて傲慢なんだろうと思いながらも、彼らの方が多数派。何も言えずに肩身が狭いです。

30代女性

婚活パーティーに行ってもフリーターと伝えると反応が悪くなります。最近、「フリーターだと結婚相手として見るのが難しいのか」と男性の友人に相談したのですが、「男性側としては自分1人で稼がなくてはならないというプレッシャーが強くなるしマイナス要素には違いない」と言われてしまいました。多くは望んでいないのですが、高卒無資格でフリーターとしてこの年になってしまったのでどうしようもなくなっています。

40代男性

今でも正社員の応募は見ているのですが、ほとんどが年齢上限が30歳か35歳です。30代前半のころに正社員に応募したこともあったのですがダメだったので今はもう絶望しています。あと年々アルバイトの給与が下がるのは想定外でした。警備員のアルバイトをしているのですが、若い人の方が好まれるので現場に出られる回数が減ったんです。今の収入は20代の時の3分の2ほどで、どんどん生活が苦しくなっています。

フリーターのリミットは30歳

未経験でも新しい業界にチャレンジできるのは、20代までと言われています。20代であれば企業はポテンシャルを考慮して採用してくれるのです。

そのため、フリーターが正社員になるリミットも20代と考えましょう。

実際に、フリーターからの正社員就職を支援してくれる転職エージェントも、年齢制限が29歳までとなっていることが多いです。

30代を超えてしまった方の解決策は次の章で解説しますので、そちらを参考にしてください。

転職エージェントの利用がカギ?実は、就活開始後1ヶ月以内に正社員になれる人が多い!

フリーターアンケートグラフ

レイズキャリアは、1年以上のフリーター経験がある正社員の方100人にアンケートを実施しました。アンケート詳細は以下の記事をご覧ください。

フリーターからの正社員就職で必要な7つのこと!体験談も紹介します

長いことフリーターだった方は「正社員になる自信がない」といった悩みを抱えていると思いますが、そこまでハードルは高くありません。

実際に、就活を始めて1ヶ月以内に正社員就職を決めている方が最も多いのです。

正社員になる方は転職エージェントを利用している!

フリーターから正社員になるために転職エージェントを利用しましょう

正社員就職をスムーズに決めている方は、求人の紹介、履歴書の書き方や面接対策をサポートしてくれる転職エージェントを利用しているという特徴があります。

以下に、フリーターの正社員就職に強い転職エージェントをまとめました。

ハタラクティブは日経新聞にも掲載実績がある転職エージェントです。

既卒やフリーターの就職支援に特化した「ハタラクティブ」
未経験可の求人を常時2,000件以上用意しているのが、ハタラクティブです。
既卒やフリーターに特化しているにも関わらず80%以上の就職成功率を誇っています。

ハタラクティブに無料相談する>>

就職カレッジはフリーターでも39歳まで利用可能なレアな転職エージェントです。

経歴や年齢に自信がなくても利用できる「就職カレッジ」
就職カレッジは、既卒やフリーターを対象としつつ39歳まで利用できるのが特徴です。
今までの経歴に自信が無い方向けの就職講座も無料で開催しています。

就職カレッジに無料相談する>>

フリーターの末路についていただいた質問

レイズキャリアでは、フリーターの抜け出し方や就職に関する質問を受け付けております。ここでは、フリーターの末路についての質問と回答をご紹介させていただきます。

日本は労働人口が減っていくのですから、人手不足が深刻になってアルバイトでも食べていくのには困らないのではないでしょうか。
(20代女性)

確かに高齢になってもアルバイトとして働き続けられる可能性はあるでしょう。ただしこの記事で解説した通り、収入が上がらないため正社員より金銭的に余裕がないことは間違いありません。

就活に失敗して大学卒業後フリーターになりました。コミュニケーション能力がなかったため、面接に全落ちしました。こんな自分でもフリーターから正社員になることはできますか。
(20代男性)

コミュニケーション能力がなくても立派に働いている方はたくさんいます。ライター、工場勤務、ITの専門職、ドライバー職、警備員など、人と話さないで進められる仕事がたくさんあるからです。転職活動中は面接など人と話す機会が多くなりますが、そこを乗り切るだけです。

フリーターから正社員になるにはどんな職種がおすすめですか。
(20代女性)

フリーターから就職するのにおすすめの職種としては、事務職、営業職、販売職、おすすめの業界としては、介護業界、IT業界、建築業界があります。

夢を追っているのでフリーターをしています。フリーターを否定する人が理解できません。正社員になったからといって幸せになったりお金持ちになったりするわけではないですよね。
(20代男性)

20代のうちは夢を追うためにフリーターという道も選ぶのもありかもしれません。ここで考えるべきことは2つあります。1つはいつまでフリーターをするのかということ。年齢を重ねるとフリーターで生活し続けることは大変になりますので期限を決めて夢を追いかけていくことをおすすめします。もう1つは正社員をしながら夢を追うことはできないかということ。将来を考えて、時間の融通が効く正社員の仕事を探してみるのも賢い選択ではないでしょうか。

転職のプロに無料で相談する>>