派遣美容師の給料はどう?条件の良い求人の見つけ方も解説!

派遣美容師の給料はどう?条件の良い求人の見つけ方も解説!

派遣美容師の働き方とは?

派遣美容師は、文字通り美容室に派遣されて働きます。

フルタイムで働く正社員の方と違い、以下のような特徴があります。

  1. フルタイムではなく、シフトで働く
  2. 固定給ではなく、時給制で働く
  3. 派遣期間が決まっている事が多い

派遣美容師は、派遣会社と話し合って決めた美容室に派遣され、シフト制で働きます。

正社員だと月の給与が決められているのに対し、派遣美容師は時給制になるため、働く時間が多ければ多いほど収入が増えていきます。

また、美容室は、繁忙期や、人が足りていない時に派遣美容師を求めることが多いので、働く期間が決まっていることが多いです。

土日や祝日、夏休みなど長期休暇、大型連休、成人式やクリスマスなどのイベントがある時はものすごく混むため、美容室は猫の手も借りたい状態になります。

執筆者情報
株式会社スタルジーの代表の飯塚です。前職は東証一部上場の人材紹介会社に勤めておりましたので、転職市場に関してはプロフェッショナルです。今までの経歴を活かして、この記事を執筆しております。

派遣美容師になる方法を解説!

派遣美容師は、正社員と異なり、美容室に直接雇用されるわけではありません。そのため、働く美容室から給料が支払われるわけではありません。働く美容室を紹介してくれた「派遣会社」が給料を支払います。

派遣美容師として働くためには派遣会社に登録することが必要です。

実際に仕事に就くまでには、以下の手順を踏みます。

派遣美容師になる方法を解説!

1.webや電話でエントリー

求人サイトなどで美容師の派遣サービスを見つけたら、webや電話でエントリーします。

2.面談日時の決定

派遣会社から連絡があり、面談日時を決めます。派遣会社のほとんどで、「登録会」があります。

登録会の中で、どんなスキルがあるか、経歴がどれくらいかを申告し、派遣サービスシステムの説明やどんな条件で働きたいかの希望について相談が行われます。

3.登録・派遣先の紹介

上記をもとに、派遣会社にあなたの情報が登録されます。

登録されると、「コーディネーター」が紹介されます。コーディネーターが仕事先の紹介をしてくれたり、職場での困ったことなどの相談を聞いてくれたりします。

希望条件で働けるようにしてくれたり、困ったことを解決してくれたりすることもあるので、コーディネーターの方とは密にコミュニケーションを取っておくと良いです。

4.派遣先の決定

コーディネーターと協力して希望の派遣先を選び、面談などを経て正式に派遣先が決定します。

派遣先の美容院から電話やメールが来ますので、それを受けてから、正式に勤務開始です。

5.勤務開始

出勤日は直接派遣先に向かいます。その店舗の指示をしっかり聞いて行動するようにしましょう。

派遣美容師の時給・給料はどれくらい?

派遣美容師の時給はどれくらいでしょうか。

エリアによって変わりますが、平均すると時給1,250円程度で、時給1,300~1,900円程度の派遣先も多くあります。正社員とは違い、雇用保険が適用されないため、その分時給も多く支払われます。

求人を見る限りでは、エリア毎で大きな給料の差はありません。

東京の派遣美容師が1,450〜1,600円程度、広島でも1,430円程度、大阪で1,500円程度で求人があります。

時給換算すると、正社員よりも、高い給料を得ることが出来るともいえます。

派遣美容師のメリット、デメリットをまとめました!

ここまで、派遣美容師という働き方、給料を見てきました。それでは、派遣美容師として働くメリット、デメリットを見ていきましょう。

派遣美容師のメリット、デメリットをまとめました!

派遣美容師として働くメリット

派遣美容師として働くメリットとして、以下の点が挙げられます。

  • 時給が高い
  • 勤務時間に融通が利きやすい
  • 人間関係の煩わしさから逃げやすい
  • スキルアップにつながる

それぞれ見ていきます。

先ほど紹介したように、派遣美容師での勤務は時給がとても高いので、効率よく稼げます。

そして、勤務時間の融通が利きやすい点もメリットです。

自分の希望条件をしっかりコーディネーターの方に伝えておくことで、自分の希望が通りやすくなります。フルタイムで働く必要がないため、空いた時間はプライベートにあてるもよし、副業にあてるのもよしです。業務後の研修もありません。

人間関係の煩わしさから逃げやすい、という点も魅力です。美容師に限らず、職場を辞める大きな原因の1つが、職場での人間関係です。職場の人間関係が悪いと、職場に足を運ぶのも億劫になりますし、スキルも身につきません。

派遣美容師として働いていて人間関係が悪くなった場合、コーディネーターの方に相談すれば、次の職場を紹介してくれる可能性が高いです。

そして、実はスキルアップにつながる、という点も見逃せません。

1つの美容院だけで働いていると、その美容室におけるカット技術や、カラーしか学ぶことができません。

派遣美容師として勤務先を掛け持ちすれば、様々な職場でのカット技術・接客手法などを学ぶことが出来ます。将来的に独立したい方にとっては、派遣美容師でまずは修行する、というのも良い選択肢でしょう。

派遣美容師として働くデメリット

反対に、派遣美容師として働くデメリットには、どんなものがあるでしょうか。主なデメリットは以下の3点が挙げられます。

  • 歩合給が適用されない
  • 契約期間に終わりがあり、環境が変わりやすい
  • 繁忙期に派遣される事が多く、勤務時間内は忙しい

正社員では、自分を指名したお客様が入れば歩合給が入りますが、派遣美容師の給与は、時給で固定されています。

正社員やフリーランスの場合、この歩合給が収入が伸びる要因ですが、その適用がないのは、派遣美容師として働くデメリットです。

派遣美容師として働く場合には、基本的に契約期間の終了時期が定められていることがほとんどです。

派遣先の人間関係などが良く、居心地が良くなっても、契約期間の関係でずっとそこにいられない可能性がある、という点はデメリットになる可能性があります。

3点目のデメリットは、派遣美容師を受け入れられる時期の多くが、連休やイベント時などの繁忙期である点です。

美容室にとってはお客様の時にあたるため、猫の手も借りたい状態ではありますが、忙しいため、手取り足取り教える余裕がありません。

テキパキ働くことが求められますし、美容室の店長から高い要求をされる可能性もあります。派遣美容師は、派遣という立場だからこそ覚悟を持って働いた方がいいでしょう。

美容師の新しい働き方!自宅に美容師を派遣するサービスもある?

最近では、高齢の方や障害のある方など、美容室に通うことが難しい方を対象に、自宅へ美容師を派遣するサービスが増えてきました。

自宅に派遣されるだけでなく、病院や老人ホームなど介護施設に派遣されることも増えています。

高齢の方・障害のある方、ケガをした方に対して美容師のサービスを提供することで、美容師としてのスキルだけでなく、高齢の方や障害のある方に対する接客スキルも身につけていくことができます。

美容師としての専門性を磨くのはもちろん、「美容師×介護」のように、スキルを掛け合わせて仕事の選択肢を広げていくことも出来ます。

とくに、少子高齢化が進む日本では、今後こうした自宅や病院などへの派遣型美容師業務はどんどん増えていく可能性が高いです。

こうした働き方が出来れば、収入に困ることはなくなるでしょう。

派遣美容師の求人を探す時のポイント

ここまで、派遣美容師の特徴や、メリット・デメリットを見てきました。

それでは、派遣美容師として働くときに、どのように求人を探せばよいでしょうか?

ポイントとしては、

  • 派遣コーディネーターの質
  • 派遣美容師求人サイトの求人掲載数
  • その美容室の特徴(店の大きさ・お客さんの特徴・カットの平均単価・年齢層など)

があります。それぞれ見ていきましょう。

派遣コーディネーターの質

まず派遣会社に登録してから美容室を紹介してもらうときに、あなたの希望をしっかり聞いてくれるのか、あなたの希望と合致した求人を紹介してくれるか、といった点が非常に大切になってきます。派遣美容師として働くからには、例えば時給を上げたい、自分のペースで仕事を調整して働きたいなど、希望条件があるはずです。

コーディネーターとの相性が合うかどうか見極める基準は人それぞれだとは思いますが、見極め方の1つとして『紹介する求人件数が多いかどうか』を参考にしましょう。

受け入れ先が見つかれば、コーディネーターの営業成績にプラスになります。自分の数字を上げるために、あなたの希望に沿っていない求人を多く紹介するようであれば、求職者思いのコーディネーターではないと言えます。

1つの基準として参考にしてみてください。

派遣美容師求人サイトの求人件数

上記で解説した点と矛盾するようですが、求人の件数も重要な見極めポイントです。理由は単純に、選ぶ求人件数が多ければ多いほど、あなたの希望条件に合う派遣先が見つかる可能性が高くなるからです。

働くうえでの希望条件を自分なりに考えておくと、求人を探す際に迷わなくて済みます。希望の時給、週何日勤務か、何時間勤務なのか、アクセスなど、条件をリストにして優先順位をつけておくと便利です。

その美容室の特徴(店の大きさ・お客様の特徴・カットの平均単価・年齢層など)

希望条件を決め、それにあてはまる派遣先がいくつかある場合は、その派遣先がどんなお店なのかを考えましょう。

具体的には、

  1. そのお店は個人店なのか?チェーン店なのか?
  2. そのお店の客単価がどれくらいなのか?
  3. どれくらいの年齢層の人が来るのか?

などです。特に②と③は、あなたが今後どのようなスキルを身につけていきたいのかに関わってきます。

たとえば、客単価が高いお店であれば、お客様も高いスキルを求める傾向があるため、カットのスキルを身につけられます。

一方、客単価はそれほど高くなく、お客様の年齢層が若い場合は、カット技術よりも、接客を通していかに気持ちよくなってもらえるか、接客術寄りのスキルが身に付きます。

このような視点を1つのヒントに、納得のいく美容室を見つけましょう。

東京・大阪・名古屋ほか各地域で大手の美容師専門の派遣会社

派遣美容師として働くイメージはわきましたか?求人を選ぶポイントは分かりましたか?

最後に、地域ごとの美容師専門の派遣会社を紹介します。

首都圏:re-quest/QJ casting

株式会社セイファートという会社が運営しているサービスですが、この会社は求人サイト・就職情報誌・求人イベント、人材紹介など、幅広くカバーしています。豊富なノウハウによりあなたをサポートしてくれるので、オススメです。

首都圏:株式会社スタッフワン

スタッフワンは東京、神奈川、千葉、埼玉の首都圏を中心に美容師の派遣サービスを展開しています。

この会社で派遣スタッフとして働くメリットは、時期により時給UPキャンペーンをしている点です。時給200円アップなども頻繁にあるようなので、高時給の職場を探している方におすすめです。

関西圏:Smart style

Smart styleは創業以来、大阪で人材派遣サービスを展開しています。創業以来、「美容師の働くをクリエイトする」という姿勢で事業を行なっており、求職者がどう働きたいのか、を最大限尊重してくれる会社です。

関西圏:OL型美容師派遣

OL型美容師派遣は、大阪、京都、兵庫中心に関西圏で美容師の派遣をしています。このサービスの特徴は、美容室以外にも派遣してもらえる点です。例えば結婚式場やカメラスタジオなど、幅広く活躍出来ます。

サイトを見てもらえるとわかりますが、それぞれの派遣先でどのように働くのか細かく書かれているので、とてもわかりやすいです。

名古屋:リンクル

リンクルは名古屋に根差して人材派遣を展開している会社です。この会社の特徴は、人材派遣業務だけでなく、美容師の開業支援も行っているので、将来自分で開業したい方は、派遣でスキルアップ→開業支援を受ける、という使い方もできます。

派遣美容師という働き方も視野にいれておきましょう

派遣美容師は、歩合給が発生しない、職場環境が変わりやすい、などのデメリットがあるものの、高時給をもらい、シフト面でも人間関係面でもある程度自由な働き方ができるというメリットもあります。

そして、自宅などの美容室以外の場所への派遣というものも少しずつ盛んになってきており、こうした需要は今後も伸びていく見込みがあるため、将来的に有望な働き方でもあります。

自由な働き方をしつつスキルを伸ばせる派遣美容師というキャリア、是非試してみませんか?

派遣美容師についていただいた質問

レイズキャリアでは、あらゆる職業の仕事内容やキャリアに関する質問を受け付けております。ここでは、派遣美容師についての質問と回答をご紹介させていただきます。

派遣美容師の出勤日はどのように決まるのでしょうか。
(30代男性)

派遣先企業が指定した日にだけ出勤する契約と、指定期間中は派遣先企業の就業日、終業時間通りに勤務する契約の2パターンがあります。

派遣美容師として働いていますが、出勤日数が少なく生活が厳しいです。収入を増やす方法はあるでしょうか。
(20代女性)

派遣先企業の同意さえあれば、派遣美容師が派遣の掛け持ちをすることが可能です。派遣会社に相談してみてください。

転職活動中の美容師です。希望していた美容院に受からず転職活動が長引いているので、一時的に派遣として働く選択肢を検討しています。派遣美容師は、数日単位、数週間単位で雇ってもらうことは可能でしょうか。
(30代女性)

数日、数週間といった超短期間であれば、最短1日から働ける美容師のアルバイトサービスがおすすめです。具体例として、QJエージェントミニが挙げられます。

派遣先の美容院が気に入った場合には、正社員として雇用してもらえる可能性はあるでしょうか。
(20代女性)

派遣美容師と派遣先企業が交渉した末に同意すれば、派遣会社の雇用期間終了後に雇用してもらえる可能性はあります。また、派遣美容師として働きつつも将来的には正社員になることを目指しているのであれば、紹介予定派遣を利用するとよいでしょう。紹介予定派遣とは、正社員として雇用されることを前提に契約社員として働き始める制度です。

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