保育士からおすすめの転職先とは?一般企業、異業種も可能です!

保育士が辛い?後ろめたく思う必要はありません

「保育士が辛い!」と考えている方は、同時に「ここで辞めたらダメ人間なのではないだろうか」などの迷いも生じると思います。

もちろん、安易に辞めることはおすすめできませんが、保育士が世間で思われている以上に大変であること、保育士が向かない人もいること、保育園の中でも特に働きにくい職場があることは事実です。

辛いという気持ちを後ろめたく思わなくても大丈夫です。保育士を辛いと思う主な理由をまとめました。

給料が少ない

保育士の月収は手取り15〜20万円ほどです。

基本給が少ないことはもちろん、ボーナスが少ない、昇給があまりないという点で不満を感じている方が多いです。

保育園によっては、工作に必要な材料費を自分で負担するなど、業務に関わる支出を強いられることもあります。

休日が少ない

休園日の日曜祝日は休めることが多いですが、そのほかの点で不満を抱える方は多いです。

ギリギリの人数で回している保育園が多いので、有給が取りづらい、いざという時に休めないという悩みを抱えることが多いです。

早退が許されない職場では、自分の子供が風邪を引いた時に迎えに行くことができず、子育て中の方にとって大きなデメリットです。

体力的に大変

勤務時間は、7:00〜19:00の間で朝晩、中番、遅番という担当を設けていることが一般的です。

ただし、休憩を取る暇のない職場がほとんどでしょう。休憩時間もお昼寝をしている子供を見ながらなので、気を休める暇がないのが現実です。

ずっと動きっぱなしなので、腰痛やひざ痛などの持病を患ってしまう方も多いです。

人間関係が悪い

女性が多く人数が少ないので、閉鎖的な雰囲気になりがちです。同僚との関係が悪化すると、子供や保護者に迷惑をかけたくないという思いから身を引く保育士の方もいます。

保育の方針について、主任や園長と対立することもあるでしょう。

保育園における上司のいじめやパワハラがニュースになったことも記憶に新しいです。

保護者対応が難しい

クレームをいう保護者への対応自分のプライベートに関する噂話で疲れてしまってはいないでしょうか。

近所に住んでいる場合は、保護者の方にばったり会うことも可能性もあります。

休日にも周りの目が気になってしまい、気疲れしてしまうというのは保育士あるあるですね。

責任が大きい

予想もつかない行動を取る子供たち。ひとりでに危ない行動をとったり、喧嘩によって傷つけ合っててしまうこともあるでしょう。

そういったケースでも責任を追及されるのが保育士の立場です。

いくら注意しても防ぎようがない怪我や病気について責められてもどうしようもないですよね。

保育士の転職先は3つに分類できます!

保育士の転職先としては以下3つの選択肢があります。

  • 他の保育園への転職
  • 保育士の資格、スキルや経験が活かせる保育園以外の職場への転職
  • 保育士と関連がない一般企業や異業種への転職

下にいけば行くほど難易度は上がりますが、給与や働き方が大きく変わる可能性があります。

それぞれの転職事情を説明してきますので、自分に合った転職先を検討してみてください。

まず考えるべき!条件の良い保育園への転職

今までの経験を最も活かせるのは、やはり保育園です。

人間関係や待遇による不満で転職を考えているのであれば、他にどんな保育園があるのか視野を広げてみましょう。

まずは、保育園に転職する際に注意するべき点を見ていきましょう。

「残業なし」などの聞こえの良い条件に惑わされない

現在働いている保育園での残業が多い方であれば、「残業なし」という職場はとても魅力的に思えることでしょう。

しかし、保育園によっては事務作業を持ち帰らざるを得ないなど、時間外労働が常態化しているケースもあります。

面接の時に働き方についてすり合わせを行うべきですが、なかなか聞きづらいのもあり、難しいのが現実です。

インターネット上の口コミや転職エージェントの評判を参考にするなど、第三者の意見も取り入れましょう。

一般的な条件ばかりに目を向けない

給与、勤務時間、休日数など、求人情報で確認できる数字上の情報をもとに転職先を絞り込む方が多いでしょう。

保育士であれば、保育園の方針をチェックすることも忘れないようにしましょう。

自由を優先するのか、規律を重んじるのか。

一定の厳しさを重視するのか、褒めて伸ばすことを目指すのか。

自分が保育士として持つ志と一致した保育園を選ばなければ、子供を向き合う時にもわだかまりを抱えることになります。

保育園が発信している情報を確認しつつ、面接では自分の理想もしっかり伝えましょう。就職する前に、保育園の見学を申し出ることもおすすめです。

希望条件の順位づけをする

同じ保育業界で転職する際には、理想の職場はイメージしやすいはずです。

今抱えているどのような問題を転職で解決したいのか整理してください。

給与、勤務時間、休日数、人間関係、園の方針など、自分が重視したい条件を順位づけてしていきましょう。

全てを叶えることは難しくても、仕事に対する価値観を見える化することで、最も理想に近い保育園を探すことができます。

保育士の転職に適した時期を見極める

新年度が4月から始まるため、保育園は秋から冬にかけて保育士の採用を積極的に行います。

保育士不足が深刻な昨今は、10月頃から新年度の備えた採用活動が始めります。その後も保育士の求人数は徐々に増え、2月頃にピークに達します。

ただしこの時期に求人を出している保育園は、1月までに保育士を採用できなかった、新年度の園児が予想よりも多くなった、内定者に辞退されたなどの事情があります。

またこの時期に採用が決まると、前職への辞意を伝えるタイミングが遅くなります。

条件の良い保育園を余裕を持って探したいのであれば、10月頃から転職活動を始めておくと安心です。

条件の良い保育園を探すチャンスはたくさんある!

全国的に見れば、2020年4月時点で保育士の有効求人倍率2.45倍です。2つ以上の保育園が1人の保育士を奪い合っている状況なので、各保育園は待遇をどんどん改善してます。

特に東京では、有効求人倍率が5倍以上なのでさらに転職先を探しやすいと言えます。

まずは、保育士に特化した転職エージェントに登録して、自分に合った条件で検索してみてください。期待以上の条件で転職先が見つかる可能性は高いのです。

保育士の資格、スキルや経験を活かしやすい職種

「子供は好きだけど、保育園での働き方を改善したい!」という方におすすめなのが、保育士の資格を活かせる別の職場への転職です。

保育ママ

正確には家庭的保育事業のことで、自宅の環境を整え子供を受け入れます。行政は、自宅で保育を行う家庭保育を推進する動きを活発化しているのです。

満3歳未満の子供を最大3人預かることが可能で、8時間ほど保育を行うことが一般的です。

環境整備などの名目で補助金を利用することも可能です。対象となっている自治体の方は検討してみるとよいでしょう。

企業学童保育施設

保育所不足が深刻であることを受けて、大企業が福利厚生として保育施設設置に力を入れはじめています。

企業と保育施設の距離が近いことにより、もしもの時にも安心、クレームなどのトラブルが生じにくいといったメリットもあります。

託児所、各施設の保育施設

スポーツ施設の託児所、ホテルや商業施設などの保育施設で活躍する保育士も多くいます。

限られた時間内での業務になるので、持ち帰りの業務は発生しにくいです。

また一般的な保育園で行う保育計画の作成、管理業務、保護者向けの連絡などはないので、事務作業が苦手な方に向いています。

学童保育施設や児童館

放課後児童支援員の資格は、保育士の方が取得しやすいように設定されています。

これまでのキャリアを活かしつつ、違う年代の子供たちを見守ることができる職場です。

子供たちと元気に遊ぶ機会が多いので、体力がある男性の保育士にも人気です。

児童福祉施設

施設保育士になるためには保育士の資格が必要なので、保育士と働いている方が新たな活躍の場として選びやすい職場です。

乳児院では一般家庭で親が行う全てのことを行います。

そのため夜勤もありますが、十分な手当が設定されています。行政が運営しているので安定していますし、一般的な保育園より給与が高い傾向にあります。

児童養護施設

何らかの事情で保護者がいない子供たちを援助する施設です。

日常生活の援助だけではなく、子供達が自立していくための総合的にサポートします。

夜勤や休日出勤もありますが、子供の成長に密接に関われる職場なのでやりがいも大きいです。

例として、重症心身障がい児施設、母子生活支援施設、知的障害児通所施設などがあります。

ベビーホテル

20時以降の宿泊を伴う保育が可能な認可外保育所をベビーホテルと呼びます。

一般的な保育所では夜間の対応ができないため、共働きの両親を中心にニーズが増えています。

ベビーシッター

インターネットやアプリなどで予約できるサービスが増え、ベビーシッターとして働きやすい環境が整いつつあります。

基本的に依頼者の自宅に出向いて保育を行います。それぞれの家庭と子供に合った柔軟な対応ができる方に向いています。

子供とその家族に気に入ってもらい、継続的に依頼してもらうことで安定して働くこともできます。

子供向けの教室やスクール

保育士の資格を持っている方は、子供がいるあらゆる職場でニーズがあります。

知育、語学教室を含む多くの習い事教室、お稽古教室が当てはまります。特別なスキルがなくても、保育士の資格があれば採用を優遇してくれる教室やスクールもあります。

子育てひろば

自治体の保健福祉局が運営しており、子供と親が交流できる場として提供されているのが、子育てひろばです。

残業の原因となる事務作業が少ないのがメリットです。

保育事務

保育関連のサービスを提供する会社、保育施設における事務職です。

保育士の給与管理、経理を担います。

PC作業が得意な方は保育士としての経験と合わせてアピールすれば、他の求職者よりも採用されやすいでしょう。

保育士専門人材派遣会社

保育士に特化した大手派遣会社を選びましょう。

優良派遣事業者を選べば、労働環境やキャリアを考えた派遣先の決定、派遣先とのトラブル回避なども充実しています。

保育園の運営会社

保育事業を行う企業で、一般職または総合職として就職する道もあります。

難易度は高いものの、給与などの待遇面では保育園より改善される可能性が高いです。

保育士向けの転職エージェントが便利です

あまりに選択肢が多いので、自分に合った職場が分からないという方も多いと思います。

今後のキャリアを考えつつ、あなたに合った条件の職場を探してくれるのが転職エージェントです。

転職サイトと違って、非公開求人や職場の雰囲気に関する情報を持っているので、好条件の求人を絞り込むことができます。

一般企業や異業種も可能!保育士からの転職でおすすめの職種

そもそも「保育士から異業種に転職できるのか」という点について考えてみましょう。

保育士の方は、専門学校を卒業したケースが多いと思います。保育士の資格が評価される職場であればよいですが、それ以外の職場だと高卒として扱われることになります。

そのため、大卒よりも評価が低くなってしまうことは否定できません。

それでも諦めないでください。

自分の強みやアピールポイントをしっかりと認識することで、異業種への転職は可能です。

保育士におすすめの転職先をピックアップしました。

事務職

事務職は、デスクワークで定時帰りが可能な職種として人気が高いです。

そのため、採用枠に対して応募者数が多いことが大変です。事務職未経験の方が正社員になるのはかなり難しいです。

まずは、派遣社員として経験を積むこともめざしましょう。

保育士としてパソコンを使う機会があった方もなかった方も資格の取得をおすすめします。

介護職

保育士の資格が評価されやすく、これまでの経験やスキルを活かすことができる職場です。

子供よりも高齢者の方と向き合うことに気づいて、保育士から介護職に転職される方も多いです。

事務職や介護職を志す方は、転職活動前に資格の取得を検討しておきましょう。

医療事務であれば3ヵ月間、介護職員初任者研修であれば3週間など比較的短期で取れる資格を持っておくだけで他の求職者と差別化できます。

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「シカトル」は事務から介護まで転職で役立つ資格の無料資料請求ができるサービスです。
まとめて資料請求をして、自分が勉強できそうな資格を探す、といった使い方もできます。

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接客業

飲食業やアパレル、美容サロンやジムの受付など、接客サービスを提供する職種です。

人手不足の職場も多く、転職先を見つけるのは比較的容易です。

一方で、土日出勤が必須の職場が大半であることは覚えておきましょう。

女性ばかりの職場で人間関係に苦労した方が、男性を含む活気のある職場に転職して働きやすくなったという声もよく聞かれます。

営業職

未経験可の求人数が多いことが最大のメリットです。

営業職というと「過酷な仕事」というイメージの方も多いかもしれませんが、業界や商材によって働き方は大きく異なります。

個人向け営業であれば、断られる回数が多い代わりに契約数によって収入が大きく伸びるメリットがあります。

一方で法人向け営業であれば、収入が劇的に増えることはありませんが、クライアントと長く向き合い安定的に働けるという特徴があります。

一般企業や異業種を目指す方は転職エージェントを利用しましょう

転職エージェントは、あなた専任のアドバイザーがつくので、初めて転職活動をする方におすすめです。

年齢や経験、希望する条件を踏まえて、一緒に業界や職種を考えてくれます。

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業種や職種が絞れていない方は、約10万件の求人を保有するdodaがおすすめです。
転職の専門家であるスタッフが求人の紹介からエントリー、面接までサポートしてくれます。

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20〜30代の転職に強い「マイナビエージェント」
20〜30代の方は、マイナビエージェントにも登録してきましょう。
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気軽に相談したい方は、この記事の執筆者にお声かけください。

「転職すべきか分からない」「おすすめの業界や職種を教えてほしい」など、キャリアや転職に関するお悩みを幅広く受け付けております。

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転職を考えている保育士の方からいただいたご質問

レイズキャリアでは、転職やキャリアについて悩んでいる方からの質問を受け付けています。ここでは転職を考えている保育士の方からいただいたご質問を紹介します。

保育に関連しない職場で、保育士の資格が評価されることはありますか?
(20代女性)

子供と接する機会がない職場で保育士の資格が評価されることはほとんどないと考えてください。そういった職場を目指すのであれば、転職活動でも保育士の資格を当てにしない気概が必要です。しかし、元保育士が歓迎されない訳ではありません。今まで働いてきた経験をアピールして転職活動に活かすことは可能です。

転職活動をしているのですが、現在勤めている保育園にはいつ辞意を伝えるべきでしょうか。
(20代女性)

どの保育園も10〜11月ごろに来年度に向けた計画作成、採用活動を開始しますので、このタイミングで退職したい旨を伝えることがベストです。止むを得ない事情があったとしても1ヶ月前までには伝えるようにしましょう。

保育士向けの転職フェアについてはどう思いますか?
(30代女性)

転職活動の一環として、情報収集のために利用するのはありではないかと思います。ただし、一度に検討できる保育園が少ない、それぞれのブースを慌ただしく回ることになる、などのデメリットもあります。レイズキャリアでは、アドバイザーとともに多くの求人をじっくり検討できる転職エージェントの利用をおすすめしています。

新しい業界へ転職しようと思うのですが、将来的に保育士として再度働くことは可能でしょうか。
(20代女性)

保育士が足りない現状はご存知の通りで、この問題がすぐに解決されるとは考えにくいです。一度保育士として働いた経験があれば、ブランクがあっても即戦力として復職することは可能です。

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