介護職10年目の方に本音インタビュー!給料やきつい点、転職について聞きました

介護職10年目の方に本音インタビューした模様をご紹介します!

この記事では、介護職10年目のケイゴさんへのインタビュー内容をご紹介します。

1日の流れ、やりがいや大変な点、給料や転職などについて幅広くうかがいましたので、介護職への転職を考えている方、すでに介護職として働いていて他の施設の実態が知りたい方の参考になる内容となっております。

1日のルーティーンや夜勤について

まずは、日勤と夜勤の1日の流れ、それぞれの頻度、休日についてうかがいました。

勤務時間や仕事の内容など、1日の流れについて教えてください

8:30に出勤して、送迎があります。その後にミーティングです。

家族と利用者についての情報を共有して、その後に入浴介助とかレクリエーションをします。

利用者のお昼ご飯が終わった後に1時間の休憩ですね。

その後、午後のレクリエーションをやって、おやつです。その後にまたレクリエーションですね。

16:30に終わって送迎。17:30に退勤です。

時刻 仕事
08:30 出勤、送迎やミーティング
09:00 入浴介助、レクリエーション
12:00 利用者の昼食
13:00 休憩
14:00 レクリエーション、おやつ
16:30 送迎
17:30 退勤

残業はどれくらいありますか?

(残業は)ほぼなくて、あるとしたら勉強会と会議の時です。

月1回くらいで、残業が30分から1時間くらいあります。

レクリエーションとは具体的にどんなことをするのですか

簡単な体操とか、ゲームとかですね。

ボールを使ったゲームとか、あとは工作とかですね。

夜勤の時のルーティーンについても教えていただけますか?

18:30に出勤して、利用者の見守り、お話などをします。

21:00に就寝介助をして、その後は掃除、事務処理ですね。

夜中の時間帯に2時間半くらい休憩を取りまして、5:00〜6:00に起床介助ですね。

7:30に朝食、口腔ケアとかして、8:30退勤です。

時刻 仕事
18:30 出勤、利用者とのお話
21:00 就寝介助
22:00 掃除、事務処理
02:30 休憩
05:00 起床介助
07:30 朝食、口腔ケア
08:30 退勤

2時間半ある休憩では、仮眠もすることができますか?

仮眠もしますが、2時間半寝れない時もあるので、スマホとか、自分のやりたいことをやりますね。

夜勤はどのくらいのペースでありますか?

だいたい2週間に1回くらい夜勤で、週4回くらい日勤ですね。

あとは、ちょこちょこ休みが入ったりという感じですね。(休む曜日は)週ごとに異なります。

休日は月に何日ほどありますか?

その月の土日祝日と連動している感じですね。

例えば、土日が8日あれば8日休みとか。

介護職のやりがいやきつい点について

介護職のやりがいや大変な点についてもうかがいました。

続いて、介護職のやりがいについて教えていただけますか?

衣食住の中で生活の約1/3を一緒に過ごすので、排泄、薬、訪問を行い、利用者の生活の一部となります。

生きがいを持ってもらえる存在にもなれるのかなと。それがやりがいを感じますね。

あとは、介護をしていく中で、足の筋力が弱っていた方が足の筋力が付いて5mしか歩けなかったのが、10mも歩けるようになった時などにも「やっててよかったな」と、感じますね。

こんな時にこんな言葉をかけてもらってやりがいを感じた、などのエピソードがあれば教えていただけますか?

「ふまねっと」というレクリエーション、認知症防止のためのネットがあります。

これは(格子状の)ネットを踏まないように歩くというレクリエーションなんですけど、認知機能の低下を防止することもできますし、立っていることによって筋力低下も防げます。

同じメンバーだとマンネリ化してくるので、違う部署とやることもあります。

デイサービスの利用者と合同でやると、知り合いの方や友人だった方と会うので、仲の良い方同士のつなぎ役にもなれます。

「ふまねっとも楽しかったし、〇〇さんに会えて良かった」という言葉をもらえます。

あとは、見学だけで来た人が「私もやってみる」と言ってもらえたことにも生きがいを感じました。

もともと見学なのに、みんながやっている様子を見て、自立支援になった、本人がやる気になった、ということですね。

その他に、日常の業務の中で嬉しい瞬間などはありますか?

単純なことなんですけど、「ケイゴさんがいたから来たよ」と言われると嬉しいなって。

その方の生活の一部になれているんだなという実感があるかな、と思います。

逆に、介護職として勤めていて、大変な点、つらい点はありますか?

やっぱり(体調の)急変ですね。高齢者は体調を崩しやすいので、環境の配慮をします。

例えば、お風呂だったから脱衣室と浴室の温度差をなくすとか。そうゆう風に予防していても気分が良くなかったりとかするので。

あとは救急車を呼ぶべきか、家族だけでいいのかとか、見極めが大変だと思いますね。医療職がいる時といない時があるので。

あとは夜勤ですかね。夜勤は昼夜逆転するので眠さとの戦いもありますし、やっぱり人間は夜寝る動物だなと実感する場面ではありますね。

夜中のうちにやらないといけない仕事もあるので、ちょっと大変かなと。

(その他は)自分でコントロールできないこと。利用者の動きとかを見て、休みたい時に休めないというのは大変かな、と。

「コントロールできない」とは、具体的にどういった状況でしょうか?

夜勤だと寝ようとしている時、寝ている時にコールが鳴ったりして、寝たいけど呼ばれているから行かないといけない、というところかなと。

寝ているモードから急に起きる動作をするのは切り替えが大変かなと思いますね。

介護職では、人間関係に悩む方が多いですが、その点で悩みはありますか?

業務過多などが理由で余裕がなくなり、利用者との関係は問題ないけど職員までの配慮はできず、きつく当たりがちだった人もいます。

でも、僕はそこまで人間関係は大変じゃないと思っていて。

人間関係はどの職場でも付いてきますけど、自分の中の対策としては、心理面を学ぶこと。つまり背景を学ぶ。

あとは陰口や悪口は言わないで、悪口を言ってきた同僚がいたら、賛成、肯定も否定もせず、って感じですね。

利用者の価値観や人生観は肯定できるのに、なぜ同僚は受け止められないのかが疑問です。 

その背景には、介護職の人手不足とか私生活で何かあったとかかな、と思います。

続いて、新型コロナウイルス流行後に、苦労した点を教えていただけますか?

 

利用者の検温を来所してからしていたのが自宅でするようになりました。

あとは消毒の徹底。手洗いだけじゃなくてアルコールを噴霧して揉み込んでもらうとか。 

手が触れるところの除菌は元からしてたんですけど、より徹底するようになりました。

そして、マスクの着用ですね。職員のマスクの着用、利用者へのマスクの着用のお願いですね。

元々感染症対策はやっていたのでプラスアルファという感じです。今はそれが常態化したので慣れましたね。

介護職の給与やボーナス、転職について

最後に、給与やボーナス、未経験からの就職、介護業界内での転職についてうかがいました。

給与についても教えていただきたいです。現在の月給はいくらほどでしょうか?

手取りで月給16万円くらいですね。

給与はどのくらいのペースで上がっていくものなんでしょうか?

今、9年目なんですけど、最初は夜勤が無くてその部署で手取り11万くらいですね。

今は夜勤があるのでちょっと変わるんですけど(これまでの昇給は)4万円くらいですね。

ボーナスは、何ヶ月分でどれくらいもらえていますか?

年間で3.75ヶ月分ですね。夏冬合わせて、65万円くらいです。

ボーナスはどれくらいのペースで上がったかも教えていただけますか?

(9年間で)約10万円上がっているかと思いますね。

続いて、介護職に転職したきっかけ、転職前後でのギャップを教えてください

これから少子高齢化は変わらないですし、人と関わっていけて、やりがいがあるのは介護職かなと思って。

エージェントと相談して、介護職が合っているとなったので、転職しましたね。

メディアとか信じないので、先入観を持たないでやろうと思っていました。

(働きはじめてからも)そこまで大変じゃなく、むしろ楽かなと思ったりしたので、ギャップはなかったです。

現在2社目とのことですが、今の職場に転職した理由は何ですか?

(前職が自宅から)車で40分の場所だったのと、1年間介護職をやって続けられるなと思い、転職しました。

地元で新規オープンのところがありまして、あまり経験できないことだと思うので、家から近いのと、年収も上がるとのことで今勤めているところに転職しました。

前のところは夜勤が月5回で、今は月2,3回なので生活リズムは整いやすくなりました。

ケイゴさんは今の仕事にやりがいを持って、働けているとのことですが、その秘訣は何だと思われますか?

自分が5年後、10年後どうしたいのか、ある程度イメージすること。

今やっている仕事を信じて、目の前にある仕事をやっていくという感じです。

例えば、資格を取るとか、新しいチャレンジをするなどのイメージをして向上心や目標を持ってやっていけば、職員や自分のグチとか陰口を言われても気にせず、目標に向かっていけるのかなと。

ちゃんと信念を持つが大事かなと思います。

ただ、なんとなく毎日を過ごすのではなくて、目標を持ってやることが大切だと思います。