介護職は無資格未経験でも働けます!給料など気になる点を解説!

介護職は無資格未経験でも働けます!給料など気になる点を解説!

未経験でも介護職として働くことはできます!

少子高齢化と、2000年から始まった介護保険制度の開始によって、介護業界の規模は年々拡大しています。

そして、あらゆる業界の中でも人手不足が特に深刻であるため、未経験でも就職しやすいという特徴があります。

一方で仕事内容をよく知らないままに就職してしまう方がいることから、離職率が高いことも特徴です。

施設や働き方によっては、「頑張っているのに給与が低い」「働き始めたけど辛くて辞めたい」と感じてしまうかもしれません。

介護職の仕事内容をよく知って、自分に合っている施設や働き方を見つけることが大切です。

執筆者情報
株式会社スタルジーの代表の飯塚です。私は、厚生労働省指定実施機関から職業紹介責任者に選任された転職のプロフェッショナルです。また、前職では介護業界の求人事業や人材紹介事業(どちらも業界トップクラスのシェア)を行っていた東証一部上場企業に勤めておりましたので、介護業界の転職市場もよく理解しております。今までに得た知識と経歴を活かして、介護職の方々のためになる記事を執筆しております。

将来性がありキャリアアップできることがメリット

少子高齢化がますます進行していく日本では、介護の需要は膨らむばかりです。

今後も長く働くことができるのは介護職のメリットです。

また、介護職として働き始めるタイミングが遅かったとしても、資格を取得していけばキャリアップできる業界です。

介護福祉士の資格保持者であればマネジメントを担当できる可能性が高まりますし、ケアマネージャーの資格を取得して専門性を高めていくという道もあります。

介護職の仕事内容、働き方

介護職には、無資格未経験でもできる仕事もありますが、有資格者だけができる仕事もあります。

働き方は、雇用形態や事業形態によって大きく異なります。それぞれの特徴を知って自分に合った就職先を選びましょう。

無資格未経験でもできる仕事内容

介護職の業務には、入居者や利用者を直接サポートする「身体介護」と、入居者や利用者の身の回りのサポートをする「生活援助」があります。

無資格未経験でもできる仕事内容

無資格未経験の方が主に行うのは、生活援助です。具体的には、買い物、配膳、掃除、洗濯、事務などになります。

無資格だと、訪問介護時の身体介護を行うことができません。

未経験でも取得できる介護の資格

介護職が未経験でも取得できる資格は、以下の2つです。

未経験でも取得できる介護の資格

介護職員初任者研修

介護の基礎となる知識と技術を学びます。身体介護ができるようになります。130時間の受講完了後、修了試験に合格する必要があります。最短2週間で取得可能です。

介護福祉士実務者研修

実務に役立つ介護職の知識と技術を学びます。取得しておくと資格手当が付くことも多いです。450時間のカリキュラムを受講します。修了試験の有無はスクールによって異なります。

おすすめは、介護職員初任者研修

介護職に転職を考えているのであれば、介護職員初任者研修の取得がおすすめです。

介護福祉士実務者研修は、受講時間も長く、介護の基礎知識があることを前提としているのでややハードルが高いです。

介護職員初任者研修は、勉強する過程で介護職へのイメージを掴むことができますし、取得することで介護施設へも就職しやすくなります。

どんな内容か気になる方は、無料資料請求で内容を調べてみてください。

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雇用形態別の給料

雇用形態別の給料

厚生労働省の調査によると、正規、非正規を含め介護職で働く方の平均月収は25.9万円となっています。

アルバイトやパートだと、生活援助に従事している方で時給1,300円前後、身体介護に従事している方で時給1,600円前後が目安となります。

1年目の正社員だと、月収約26万円が目安になります。

厚生労働省のデータによると介護の資格の種類が平均月収に大きく影響しています。初任者研修の保持者で月収約27万円、実務者研修で月収約28万円、介護福祉士で月収約30万円となっており、資格を取得すると着実に給与アップしていくことが分かります。

さらに現在、政府は介護職の人手不足を解消するため、介護福祉士を対象に月額8万円をプラスして付与することを検討しています。

こういった国の政策、処遇改善によって、給与アップが望める業界でもあるのです。

事業形態による違い

事業形態による違い

介護職の雇用形態別の仕事内容、勤務時間をまとめました。

入居タイプ

介護施設の入居者に介護サービスを行います。24時間365日の対応が必要なので、職員がシフトで入れ替わり対応します。具体例として、介護老人福祉施設が挙げられます。

居宅タイプ

利用者の自宅に訪問して、介護サービスを行います。勤務時間は日中になります。具体例として、訪問介護が挙げられます。

通所タイプ

利用者に自宅から施設まで通ってもらいます。勤務時間は、月曜〜土曜の日中が基本となります。具体例として、デイサービスが挙げられます。

介護職の勤務時間

入居タイプにおける介護職のシフトの例をご紹介します。

介護職の勤務時間

シフトは、「日勤、夜勤」「早番、日勤、遅番、夜勤」のように区分されます。

  • 早番:7〜16時(9時間)
  • 日勤:9〜18時(9時間)
  • 遅番:11〜20時(9時間)
  • 夜勤:17〜10時(15時間)

以上のような4種類のシフトを週3〜5回担当することになります。

よくある介護職に対する不安

介護職で働きたいと思っていても、未経験であれば不安なことはたくさんありますよね。

介護職に対してよくある不安をまとめました。

よくある介護職に対する不安

体力が必要なのか

もちろん入居者や利用者の移動をサポートすることがあるため、持ち上げる動作をする機会は多くあります。

しかし、小さな力で入居者や利用者を移動させるためにボディメカニクスといった技術を習得していきますし、1人で対応が難しい場合には複数名での介助を行うので、心配ありません。

そもそも介護職には女性が多く、力の有無はあまり関係ありません。

知識がどれくらい必要なのか

介護業界で働く方の4人に3人が他の業界から転職してきた方だと言われています。

介護施設は未経験者の受け入れに対応するため、研修や教育を充実させていることが多いです。

働き始めの頃は、先輩社員と常に一緒に仕事することになります。皆同じ道を辿ってきているので、その過程で徐々に慣れていけば問題ありません。

コミュニケーションは得意であるべきなのか

人と人が向き合う仕事ですから「話すのが得意じゃない」「愛想よく接するのが苦手」といった理由で不安を感じている方もいるかもしれません。

介護職では、必ずしも話し上手な人、愛想上手な人である必要はありません。

話すのが苦手なら、聞き手側に回ることで入居者や利用者に楽しく会話してもらう、などそれぞれの人に合ったスタイルを持っていればよいのです。

介護職の求人の探し方

介護職の求人に関する4つの探し方について、それぞれのメリット、デメリットをまとめました。

介護職の求人の探し方

新聞広告やチラシ

介護の求人は、新聞広告やチラシで募集をかけていることも多いのが特徴です。

お住まいの地域にある施設の求人情報を知ることができますが、情報量が少なかったり比較しにくかったりするのが欠点です。

ハローワーク

こちらも地域密着の介護施設を見つけるのに優れています。

公的機関ですので信頼感はありますが、「お役所仕事としての対応や紹介しかしてもらえない」といったサポート体制に不満を持つ声も聞かれます。

転職サイト

求人の数が圧倒的に多いのが転職サイトです。

自分で情報収集をするのが好きな方には向いていますが、求人数が多いゆえ自分に合った介護施設を見つけるのが難しい、本当に良い施設を見落としてしまいがちという欠点があります。

また、求人サイトの目立つ位置に掲載するためには広告料を高く支払う必要がありますので、簡単に見つかる介護施設は「人材不足でお金をたくさん払ってでも採用を急ぎたい=労働環境が悪く人材の入れ替わりが激しい」という傾向があるため注意が必要です。

転職エージェント

「給与の高いところがいい」「夜勤がなく余裕をもって働きたい」など、自分のこだわりにあった介護施設を見つけたい方におすすめなのが、転職エージェントです。

転職エージェントとは、求人の紹介から、履歴書の書き方指導、面接の対策まで無料で行ってくれるサービスです。介護職に詳しい業界特化型のエージェントがよいでしょう。

ただし担当者によって差があるので、複数のエージェントに登録して自分に合った担当者を見つけるとスムーズに転職活動を進めることができます。

介護業界専門のクリックジョブ介護
介護業界最大手の転職支援エージェントが「クリックジョブ介護」です。
満足度97%、月間利用者数約10万人という数字が示している通り、利用者から信頼されているエージェントです。

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介護業界のネットワークを活かしてサポートするきらケア
マッチ度が高い求人をスピーディーに紹介してくれる介護業界特化型転職エージェントが「きらケア」です。
介護業界に特化しているからこそ、施設の人間関係は良好か、といった一歩深い情報まで提供してくれます。

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介護職未経験者が働きやすい介護施設の特徴

介護職未経験者に意識してほしい介護施設を選ぶポイントを3つにまとめました。

規模が大きく職員の人数が多い

介護職の場合、未経験でもすぐに現場で働くことになりますが、働き始めた時は分からないことだらけです。

そのため、不安な方は研修期間や教育制度を設けている施設、先輩社員が多くいる施設を選びましょう。規模が大きい介護施設がこういった条件を満たしていることが多いです。

就職後の数週間は先輩社員がマンツーマンで見てくれる、夜勤は3ヶ月または6ヶ月後など、余裕をもった受け入れ体制ができているか確認してください。

施設としての方針やビジョンが明確

施設としての方針やビジョンが示されていないと、職員の働き方にも一貫性が出にくいです。

施設の特徴を理解していないと、「入居者や利用者に向き合った介護がしたかったのに、効率重視の上司と価値観が合わない」といったことが生じてしまいがちです。

他の職種の方も働いている

介護施設によっては、医師、看護師や管理栄養士といった他の職種の方と協力して仕事をすることになります。

他の職種の方と関わる機会があると、介護関連の知識や連携して仕事をする方法を学ぶことができます。

こうした経験は介護業界内での転職にも役立つので、最初は多くの職種の方がいる施設を選ぶとよいでしょう。

未経験でも介護施設に受かるためのポイント

履歴書から面接まで、介護施設の選考を通過するためのポイントをまとめました。

未経験でも介護施設に受かるためのポイント

履歴書、職務経歴書のポイント

特に指定がない場合、履歴書は「黒のボールペンで手書き」が基本です。

職歴は、役職も含め記載します。正社員の経験がなくアピールにつながるようなパートやアルバイトの経験があれば、そちらを記入してもよいでしょう。

資格は、介護に関係あるなしに関わらず記入しましょう。介護職員初任者研修の勉強中であれば「2020年○月取得予定」または「勉強中」という文字を添えてアピールしてもOKです。

志望動機のポイント

未経験の方の選考を行う際、面接官は「介護職として働き続けてくれるだろうか」という点が気になっています。

そのため、自分の経験をふまえて、なぜ介護職に魅力を感じているのか、介護職にどれほど熱意があるのかという点を伝えるようにしましょう。

自己PRのポイント

過去の仕事の経験を介護職にどのように活かすことができるのかアピールしましょう。

例えば、接客業で相手のニーズを掴むスキルは、入居者や利用者が望むサービスを提供することに役立つ、と言い換えることができます。

また、プライベートで介護の経験をしたことがある方は、介護にやりがいを感じたことや介護への適性をアピールしてもよいでしょう。

転職理由のポイント

前職に何らかの不満や問題点があったからこそ、未経験でも介護職に転職しようと思っている方が大半だと思います。

ただしネガティブな転職理由をありのままに伝えるのはNGです。

特に介護職は人間関係で辞める方が多いので「人間関係に問題があった」と伝えると、採用担当者に「同僚とうまくやっていけないのではないか」という不安を与えてしまいます。

面接における服装

介護職の現場では、トップスはトレーナー、Tシャツやポロシャツ、ボトムスはチノパンなどで働くことになりますが、面接ではスーツの着用が無難です。

施設によっては、面接前に「私服で構いません」と伝えてくれることもあります。その場合は、トップスはシャツやジャケット、ボトムスはチノパンやスラックスなどカジュアルすぎない清潔感のある服装にしましょう。

未経験で介護職として働くことに関する質問

レイズキャリアでは、未経験の職種に挑戦する方の不安や疑問についてお答えしています。ここでは未経験で介護職として働くことに関する質問と回答をご紹介させていただきます。

前職では夜勤で体調を崩した経験があるので、夜勤がなければ介護職に転職したいと考えているのですが、そんな職場ってありますか。
(40代女性)

夜勤のない介護職に就職することは十分可能です。そもそも、訪問介護やデイサービスでは日中に介護サービスを行いますので夜勤がありません。夜勤手当がない分給与は低くなりますが、規則正しい生活が送れることは何よりもメリットですね。子育てしている方は特にこうした働き方を選ぶ方が多いです。

42歳なのですが、未経験から介護職に転職することは可能ですか。
(40代男性)

施設によりますが、40代の未経験者を採用している施設もあります。一部には、50代で未経験から介護職に転職した方もいらっしゃいます。具体的な事業形態としては、特別養護老人ホーム、老人保健施設で未経験可の求人が多い傾向にあります。要介護レベルが高い入居者や利用者が多い施設だと、年齢に関わらず未経験は受け付けていません。

未経験から転職して、介護職に慣れるまで意識すべきことはありますか。
(30代男性)

まずは、入居者とのコミュニケーションを大切にすることです。来たばかりの職員は警戒されてしまうこともありますので、できるかぎり笑顔で接して受け入れてもらうことを意識してください。次に、積極的に知識を吸収する姿勢も必要です。介護の現場は忙しいですが、一定期間は先輩社員が付きっきりでサポートしてくれるはずです。教わったことはメモをとる、分からないことはすぐに質問することを心がけてください。

介護職に応募して面接の日程が決まったのですが、面接は働く施設とは違う場所で行うようです。働き始める前に、実際に現場を見ておきたいと思ったのですが、見学を申し出るのは失礼ですか。
(20代女性)

見学の申し出は失礼ではありません。面接前に見学を申し出ることをおすすめします。面接官が現場で働いていないケースもありますし、何より実際の現場を見ることで、入居者や利用者が快適に生活していそうか、職員同士の仲は良さそうかといったあらゆることが分かります。

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